マリアージュの国、フランスのおいしい食卓

フランスで見つけたおいしいマリアージュのレシピで作って食べての覚え書き。それからフランスの主にテーブルまわりのあれこれ走り書き。

卵と牛乳と小麦粉と。フィンランドのパンヌカック

図らずもフランス国旗のトリコロールになりました

ご近所に、フィンランドにルーツを持つ方が住んでいらっしゃいます。

子ども同士が年が近く、よくお互いに行き来しているのですが ー 言い方を変えると

よく一緒にアペロをしているのですが、昨日はフィンランドのお菓子を作って持ってきてくれました。

 

その名も、パンヌカック。

フィンランドのパンヌカックだよ」と言われるととてもエキゾチックに響く名前ですが、「パンケーキ」のフィンランド語版、と聞くとああ!と腑に落ちます。

けれどこのパンヌカックは、フライパンではなくオーブンで焼いて作るのが特徴なのだとか。

 

黄金色がきれい。そう言えばムーミンに『黄金のしっぽ』というお話があったっけ。

レシピはその方のお母さんが1950年代に本で見つけたものだそうです。

お砂糖なしのレシピなので、子どものころおやつにもよく食べていたよ、と話してくれました。

 

その方のおすすめでホイップクリーム、いちごジャム、ブルーベリージャムを上に乗せていただきました。

お砂糖が入っていないから、ジャムの甘さでちょうどいい!
それに、このモチモチ食感が西洋菓子には新鮮な気がしました。
モチモチ食感ファンが多い国、日本から来たわたしはもちろん大好き。

美味しくて、二枚目もお願いしちゃいました。

 

基本的な材料は卵に牛乳に小麦粉。
思えばこの三つから、バリエーション豊かなお菓子が作られますよね。

フランスの代表菓子、クレープもその一つ。
でも食感は全然違う。

そしてどちらも、とても美味しい。

割合や調理の仕方でいろいろな仕上がりになる、卵、牛乳、小麦粉。
マジカルです。