マリアージュの国、フランスのおいしい食卓

フランスで見つけたおいしいマリアージュのレシピで作って食べての覚え書き。それからフランスの主にテーブルまわりのあれこれ走り書き。

「包む」の魔法

 

フランスのお菓子屋さんで見かけるこの包み。

 

お菓子を載せた台紙をピラミッド形に包装して、中のお菓子がつぶれないようにしています。

 

この包み方が大好きで。

機能的かつ、美しい。

 

初めてこの包み方を見た時は感動したなあ。

フランス的な美意識を見つけた気がして。

 

折り方ひとつで、ねえ。

ただの「包み」が持っていてうれしい物になる。

このあたりは、折り紙という芸術を持つ日本の美意識と重なるところがあるように感じるな。

 

フランスではこの包みをさらに紙袋やビニール袋に入れることはなく(もちろん、その他いろいろ買ったときは別だけれど)、包装が簡易なのがとても良いなと思います。

 

さて中身はマカロンだったのですが、写真を撮らないうちに食べてしまいました。

包みを開けたら、もう中身のことしか目に入らない食いしん坊。

 

ところで、包みと言えば、最近すてきだなと思ったものがあるんです。

こちら。

 

 

初めて行ったお店で、初めて出会ったブランドの自然化粧品。

 

その包みを開けてみたら、化粧品と一緒に包まれたドライフラワーの鮮やかなマリンブルーが目に飛び込んできました。

 

なんてうれしいサプライズ。

この小さなボトルに込められた植物の恵みに思いを馳せました。

 

ちなみにちなみに…

調べてみると、この化粧品が作られているのはフランス東部の山間の村。

雄大な自然の中で生まれた化粧品に、ますます愛着を感じてしまいました。

 

これからいろいろ試したいブランドです。

Plantes et Potions(プラント・エ・ポション)

www.plantes-et-potions.com